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●お施主様のご要望
「築100年を超すお寺の蔵。住職を退いた後の隠居生活の場としたい。代々受継ぐ者として感謝をして使わせてもらいたい」と住職夫婦からの依頼。
600年以上続くこのお寺。しかし時代が移り変わり。庫裏の大きさを世襲問題からくる家族構成とのバランスが変わってきている。
●プラン決定のポイントと工夫
土蔵内部をスケルトンにし、居住空間を設計。
①暗くて閉鎖的な蔵に、吹き抜けにて採光を図る。
熟年夫婦のそれぞれの個室を準備するも、気配を感じられるよう吹抜けには大きな窓を設置。
②普段長く過ごすリビングは南側の明るい場所にし、隣接してウッドデッキを設置。
単に採光を目的とせず、四季の移り変わりや、ご近所や友人とのコミュニケーションスペースを兼ねる。
③庫裏には主要な水廻りは整っている為、最小限に準備。
その分、客間やコーラス練習の場を兼ねたリビングダイニングを広く設けた。
④リビングダイニングの床は、既存の厚い床板を裏面を削って水平調整を行いながら貼り納めた。
また室内の壁は漆喰を用いて蔵本来の調湿効果を持続させた。
●お施主様のご感想
「夏は涼しく、冬は起床しても21℃を保っていて保温や断熱効果には驚かされるばかりよ。本当に快適で、空気が柔らかいの」と笑顔でお話くださいます。
| 岐阜県 H 様邸 | |
| 家族構成 | 大人4人+子供2人 |
|---|---|
| 間取り | |
| 築年数 | 100年超 |
| 住宅形態 | |
| 費用 | 1513万円 |
| リフォーム面積 | 118.54m² |
| リフォーム目的 | |
| リフォーム箇所 | 一邸全面リフォーム |
Before

After

住まう事に喜びを感じる事が出来る、最高のリフォームです。
担当の田口さんは風の流れや日差しがウッドデッキや吹き抜けを通して住まい手に与える心地よさを想像できる、そしてそれを具体化できる才能があります。
各地に、使われずに痛んでいるお蔵がありますが、このようなリフォームで生き返らせてあげたいものです。秀逸。