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【施主様ご要望:リフォームの動機】①両親が残した町家(空家)とその隣に工場・蔵があり、どうしたらいいのかわからない②姉が結婚することとなり、二世帯住宅にできるか。両家が独立しつつ、行き来出来るとよい。
【プラン決定のポイントと工夫】①お住まいを診断し、取り壊す予定になっていた蔵も含め再生を提案②築82年の町家と蔵は伝統構法の耐震補強と共に家全体の断熱を計画。③日本遺産に認定された「小松の石文化」の代表である「滝が原石」を両家外壁部に使用④共有サンルームを介し、両世帯が行き来できる設計
【施主様ご感想:満足度など】両親と祖父母が残してくれた家がとても素敵なそして丈夫に蘇り、親子で住み続けられることが本当に嬉しい。天国の両親と祖父母も喜んでいると思う。また歴史的に価値のある家2つを「日本遺産」で彩り、再生できたことを誇りに思う。
【性能向上の特性】劣化対策・耐震性・維持管理・可変性・省エネ・バリアフリー 町家の居間部分に地盤沈下による傾きがあり、ジャッキアップを行い補修。また2軒とも基礎の補強と荒壁パネルによる補強を施し耐震改修を行った。 【断熱】改修前:無断熱→改修後:親世帯(町家)断熱等級3、子世帯(蔵)断熱等級4とした。
石川県 K.K邸・S.H邸 | |
家族構成 | 親世帯:ご夫婦・母、子世帯:ご夫婦 |
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間取り | Befor:10DK+店舗、工場 → After : 9LDK+DK+納戸 |
築年数 | 82 |
住宅形態 | 木造2階建 |
費用 | 4,675万円 |
リフォーム面積 | 320m² |
リフォーム箇所 | 一邸全面リフォーム |
伝統的な建築様式の「こまっ町家」を、市の景観向上事業の一環と空き家活用の一環として再現した。ファサードにも滝が原石を使うなど、地域の文化と特性を生かしたリフォームだ。長細い町家独特の敷地を分離型二世帯住宅として耐震・断熱を考慮しつつうまく利用している。