新たに購入する中古物件のどこをどんな風にリフォームしたいかを書きだす

したい暮らしを思い浮かべて検討し、条件にあった物件が具体的に上がってきたら不動産会社の担当者に言って内覧をさせてもらおう。リフォームが前提であることは不動産会社に伝えておくべきで、できればこの内覧の段階でリフォーム会社側の担当者を同行させるのがいいだろう。これまで住んでいる家ではなく新たに購入する物件なので、希望のリフォーム内容通りに工事が可能かがわからない。そんな時に見極めてくれる重要な存在だ。ポイントは概ね以下の項目が確認されることが理想的である。
 

Point① 間口が広いとプランの自由度が高い
リフォームをする際には、間取り全体を変えたいという人も多い。一般的に、間口の広い物件の方が、リフォームプランの自由度が高まる。。間口とは、メイン開口部のバルコニーがある面の幅のこと。(6.3mくらいが標準的な間口の広さだがそれ以下になるとバルコニーに面して二部屋設けることが難しくなる。
 

point② 水まわりの位置はどこまで動かせるか
水まわりの設備一新とともに位置を移動するケースが多い。しかし、配管に勾配が必要になるなどの理由から、移動の範囲が限られる。事前に不動産会社やリフォーム会社に移動できる範囲を確認しておこう。
 

Point③ サッシは共用部分。勝手に変更できない
マンションのサッシは共用部分。勝手に変更することはできない。従って、騒音が気になる環境でも防音効果のあるサッシに変えることはできないので、どうしても気になる場合は、窓の内側にもう一つ窓を設置するインナーサッシという方法もある。事前に周囲の環境を確認しておくことも大事。
 

point④ 過去にどんな修繕が行われてきたか
これまでどのような修繕が行われてきたか、マンションなら修繕積立金がどれだけ残っているかも大事。不動産会社の担当者を通じて売主から確認、マンションなら管理組合に依頼して資料をもらおう。
 

point⑤ 柱や筋交の位置で間取り変更が制限される
戸建ての場合、在来工法なら壁の中には間柱や筋交が組まれているので、壁を取り払って広い空間にできないケースがある。ツーバイフォー工法は基本的に壁で建物を支えているので取り外せない。不動産会社を通じて設計図面を手に入れ、間取り変更が可能かどうか確認しよう。
 

point⑥ 扉を開閉してみて建物の歪みをチェック
地盤が沈下すると建物に歪みが出る。住戸内の扉がスムーズに開閉できなかったり、上下で隙間の広さが違っていると要注意。水平器は千円くらいなので持参するのもいい。
 

point⑦ 土地の境界線も確認して後々のトラブルを避ける
敷地境界線がしっかりしていると後でトラブルになりにくい。入居後にトラブルの原因となるのが、敷地境界線や私道負担。事前に隣人とトラブルになっていないか確認しよう。資産価値にも関わる重要な問題だ。
 

point⑧ リフォーム内容次第では建築確認が必要
 大掛かりなリフォームの場合は、地域行政に建築確認を申請する必要がある。建ぺい率や容積率の関係で増改築ができないケースもあるので将来の増築の計画をしっかり考えるとともに事前に確認しておこう。
 

point⑨ リフォーム費用も左右する周辺の道路環境を確認
一戸建ての場合は周辺道路が狭く、大型車が入れないケースがある。極端なケースでは、トラックを手前で止めて資材を職人が担いで運ぶことに。そのようなケースでは代金が高めになるので、事前にリフォーム会社に相談しておこう。
 

point⑩ 築年数から耐震性の目安を知る
マンションも一戸建ても耐震性は1981年6月以降に建てられたかどうかがひとつの目安(法令による耐震基準の変更)。一戸建ての場合は現状の建物調査もしやすく7~10万円くらいで劣化度合いや強度の調査が可能なので依頼してみてもよい。

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