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2020/06/30 関東甲信越支部

2020年5月22日 関東甲信越支部 第12期第1回ブロック長会議 議事録

第12期第1回ブロック長会議で新型コロナウイルス対策についての各社の取り組みについての意見交換がございました。

1.近況報告とこれからのブロック活動 及び 2.新型コロナウイルス対策

【A 社】
ジェルコの今後の活動計画があがってない状況。新潟県は感染者数が 82 人と少なく、村上市からは感染者が出ていない。業界内では新潟市で 3 名の感染者が報告された。GW 前に2人感染者が確認されて、密は危ないと危機感がある。緊急事態宣言が解除されてから徐々に動き始め、資材の供給等はできているが個々の動きを精一杯やっているという現状である。
自社のコロナ対策としては、4 月 20 日社員全員にマスクを配布。更に感染防止協力金として 1 人 1 万円を給付した。
隣の胎内市で1名感染者の報告がされた。現場はマスク着用を徹底している。
内装が絡む大規模リフォーム工事は 3 名のお客様が事態の収束まで計画の延長を希望された。新築工事と外装関係のリフォームは動いている。新潟は 5、6 月リフォームの需要がある時期で、今のところ予定通りに動いている。

事務局
携帯アプリ NEWSDIGEST
本来は地震・台風などの速報をメインにしたアプリだが、コロナ関連ニュースも配信されている。アプリ内でコロナ感染者発生状況の地図があり、事務所の近くの鉄鋼会館やセブンイレブンで感染者を確認した。都内はいかに危険かその地図で確認することができる。

【B 社】
ジェルコの活動はまだできていない現状である。コロナの影響もあり、WEB 会議を開催しようとしたが、自社の対応が忙しかったのでこれから活動したいと思う。
20 日の緊急事態宣言から、時短営業、土曜日は休日にしている。緊急事態宣言の延長が決まった 5 月からは営業と工事関係者はテレワークにして現場活動を自粛した。現場での接触者を管理しきれなくなり、LINE で事前連絡をしてから出社してもらうようにした。5 月15 日に山梨県は解除された。しかし、東京都と隣接県であり、人口も少ない中 60 名の感染報告があったため、活動自粛を継続した。昨日 21 日大阪、京都、兵庫 3 府県の解除の発表があり、来週月曜日 25 日より通常営業に戻る予定となった。
市場は、在庫があった材料販売が好調で新築工事もできた。水廻りリフォームについては商品が入荷できないので工期を延期した。今後の見込み客が激減し先行きが不安。キャンーペンや展示会で集客をし、山梨のメンバーでも得策を考えていこうと思う。

【C 社】
リフォームは動かない。新築や外構工事は借入ローンを組むので建てざるを得ない。そのような工事は緊急工事となる。緊急工事は動いている。中古物件を購入してリフォームする工事も動いている。今までやっていた幸せリフォームのような古くなったキッチンを新しくしたり、LDK にリフォームしたりする工事は予定がない。この様な現況でも頑張っている。

【D 社】
ジェルコの活動はまだできていない。長野県は感染者が増えなかった。市内でも感染者がそれほどでていなかったので、長野県全体が落ち着いた頃に顔合わせをして懇親を深めながら計画を立てたい。
コロナの影響で打ち合わせや、リフォーム工事の延期はあったが、新築工事はさほど影響がない。打ち合わせが延期になると契約までの期間がその分延びるので、今後新築工事にも影響がでるのではないか。モデルルームの見学は予約制にした。他のお客様と接触しないよう配慮。また、ユーチューブでモデルルームの中を紹介する動画を公開している。新築は総合展示場が動いていないので、工事の出だしが遅れる。6、7 月予定していたイベントが全て中止となり、集客の激減が確定した。それに代わる何かを始めたい。長野県は感染者が少なかったので、マスクをして出歩いている人が多い。緊急事態宣言解除により急速に市場に戻ってくることを願う。

【E 社】
ジェルコの活動はできていない。来月から連絡を取り合い状況確認していく。
1月は大物物件が受注できたので 1、2、3 月の売上高は前年比 10%アップ。3 月頃からリフォームの依頼がなくなり、4 月の売上高は前年比 40%ダウン。4 月に入って引き合いがなくなったので 5、6 月は全工事停止し、6 月中旬までは小規模リフォーム以外の現場が一切ない状況である。1 月は大物物件のみで他の竣工がなく売上高は前年比 55%ダウン。そのため持続化給付金を申請し、申請後 1 週間で 200 万円支給された。3 月に 5,6 月の休業が予測できたので、雇用調整助成金の申請について相談した。従業員は完全休業し、休業中に教育訓練給付制度を利用して教育訓練を実施している。アフターコロナを考え 1 人 1 つ資格を取得するように取り組んでいる。厚生労働省にさまざまな補助金制度があるので、
申請する努力をしている。現在は単発的に小規模リフォーム工事をしている。6 月中旬には現場を動かせるようにしたい。
経済産業省 補助金制度 持続化給付金の申請は Web での申請となり手間ではない。
会社の基本的な情報を入力、去年の確定申告書 PDF、納税証明書 PDF、売上高が前年比50%以上減した月の売上台帳 PDF を添付すれば申請できる。
一方、厚生労働省 雇用調整助成金の申請は難しい。相談中である。
休業だけではなく教育訓練をすると実際に支払った賃金よりも多く補助金が支給される。
売上高が上がらなければ結局赤字で 1/3 の売上高しかない状況であるが、教育訓練で従業員が資格を取得し足腰を鍛えアフターコロナに備えている。

事務局
雇用調整助成金は Web 申請の受付が昨日 21 日より開始されたが、不具合が発生し現在はWeb の受付は停止されている。詳しくはジェルコのホームページに掲載中なので参考にしていただけたらと思う。

【F 社】
ブロック会は開催していないが、今後は Web を活用したセミナー等開催したい。
千葉県は切迫した状況ではなく工事は動いている。しかし 6、7 月の引き合いは難しい。
対策として小規模工事のチラシを作成しお客様に忘れられないために配布した。外壁塗装、外回り・屋根の点検等を掲載し日にちと値段は入れなかった。15 日に配布して 6 軒の引き合いがきた。小規模工事の積み重ねで、新規のお客様を開拓していきたい。

【G 社】
ジェルコの活動はできていない。これから徐々に活動していきたい。
持続化給付金の申請をしたらすぐに 200 万円支給された。200 万円が見合ったものになるかと言えば、ならない。金額的には足りないがないよりあった方が有難い。
昨年の消費増税の駆け込み需要が思った以上に伸びなかった。増税後の後の冷え込みが若干あったところに、コロナの影響を受けた。12 月決算なので第一四半期の 3 月までは非常に厳しい赤字であった。しかし最近は反響が戻りつつある。ナーバスな時期もあったが、埼玉県はコロナに過敏な人が少ないと感じる。マスクの着用、職人にマスクを支給、消毒の徹底をしているが、お客様の方であまり気にされていない。打ち合わせ時にお茶を出していただくが、その際はマスクを外さなければならない。マスクをしたまま断る訳にはい
かないので、会話をしながらお茶をいただく。
厳しいスタートではあったが、少しずつ反響が戻ってきたのを実感しているので、年内にまでは回復して着地したい。

【H 社】
神奈川県の感染者は東京都を超えている状況で、独特な空気感がある。
身近ではお客様の感染報告があり、濃厚接触者連絡に該当する可能性があると会社に連絡がきた。発症した頃に担当の従業員とお客様の接触はなかったので感染はしなかったが、社内は緊迫した空気になった。問屋からも 1 名の感染報告がきた。濃厚接触者に該当するか調査の結果、辿り着いて連絡がきた。結果は大丈夫だったが緊迫感がある。
自社の対策として営業はテレワークにし、電車通勤 NG としている。GW 明けからエクステリアについての問い合わせが増え外回りが順調である。お父さんのテレワークの場所をガーデンルームで造る計画の問い合わせが今週 3 件あった。
神奈川ブロックは支部大会で盛り上がってきた半ば、コロナの影響で中止となり残念である。

事務局
近況には地域性がかなりある。ジェルコの支部活動はしていなくても仕方がないが、ZOOM 等をうまく活用して気軽に活動できるようにしたい。

3.その他
マスクについて
マスク不足が解消され、最近は余ってきている。
山﨑支部長の会社では 1 軒に 2 枚、社名入りの綺麗なビニール袋にいれたマスクを持参して訪問しているので、そのような活動も参考にしていただきたい。
ジェルコのホームページでコロナ関連情報について掲載している。参考にしていただけたらと思う。

【参考】
リフォームワン㈱(山﨑関東甲信越支部長)のコロナ関連が掲載されているチラシ

ワン太通信P1

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ワン太通信P3

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